2014年01月24日

1/23 OA ランニングで人生を開こう

内田友幸によるFMラジオ放送「ON THE WAY ジャーナル THURSDAY」の放送内容です。

■挨拶
おはようございます 内田友幸です。
私はIT事業、中国事業をやりながらゆんフリー写真素材集というインターネットサイトで写真を2万枚公開する活動をしています。

■中国について
前回はITの起業についてお話ししました。
ご紹介した徳島のリスナー、佐々木さんの健康メニュービジネスですが、番組を聞いたリスナーの方から協力者が現れまして具体的なビジネスの検討に入ったそうです。リスナーの方同士が新たなビジネスを立ち上げるなんて素晴らしい事ですよね。こういう事があると私もラジオやってて良かったなーって思えます。ぜひ、これをお聴きの皆さんも積極的に動かれてみてください。新たなシーンが見えるかもしれませんよ。

では今月のお話に入ります。
私はITの起業を支援したり、中国でお酒飲んだり、写真撮ったり、こうやってラジオで話したりして日々楽しく暮らしているのですが、こういう私を見て多くの方から「内田さんのような生き方をしてみたい」「どうやったら内田さんみたくなれるんですか?」ってよく聞かれるんです。

私はそういう時は決まって「走ればいいんですよ」って答えるんです。「何言ってんだこいつ」と思われたかもしれませんが別に冗談じゃないんですね。
人生は結局自分が作るものです。周りの人や社会環境は自分じゃ変えられません。変えられるのは自分だけです。自分を知り、自分を最適化すれば自ずと自然体に楽しい人生が開けます。

で、自分とは何か?と言えば、感性や意欲にあります。何かに感じる心、やる気になる心に有るんですね。決して理屈を考えている意識にはないんです。
感じる事とやる気になる事、ここが人間のコアです。

で、このコアがどうなってるか、どうしたらVividに感じ、アドレナリン出まくるのかを把握する事が自分を最適化する基本になるのです。

そんな事言われても分かんないよ。という声が聞こえてきそうですが、実はやる事は簡単なんです。走ればいいんです。走ればすべて解決なんです。

という事で、今日はランニングのお話をしてみたいと思います。

来月の23日、東京は3万5千人のランナーで埋め尽くされます。東京マラソンですね。私は今年は抽選に外れてしまったのですが、去年、出場して無事完走しました。記録は4時間47分なのでちょっと自慢できるようなタイムではないんですが、それでも42.195kmを走り切った事は凄い自信に繋がってます。道端には42km絶えることなく応援の人達が続き、彼らとハイタッチしながら、時には冷却スプレーを借りながらビックサイトまで自分の足でたどりついた事は一生の思い出です。
42km走れるという事は東京駅から鎌倉まで自分の足で行けるという事です。今後震災とかトラブルがあった時も自分の足で相当いろんな事がカバーできるという事でもあり自信になってます。また、そういう非常時でなくても結構使い道が有るんですね。例えば3km位だったら走って15分なので実は徒歩圏なのです。私の家の周りの駅を3km以内で探すと何と8路線の駅が入ってるんです。つまり、最寄り駅が8路線あるのと同じなんですね。とんでもなく便利ですよこれは。
また、都心を移動する際にも地下鉄乗り換えて行くよりも3km以内なら走って行った方が早いんですね。移動時間もかなり短縮されます。
今日もスタジオまで走ってきたんですが走れるってなんて便利なんだろうと再確認してます。
おかげで最近自動車を運転しなくなりました。5km以内なら走って行ってしまうので出番が極端に減ってしまったんです。走るのは良いですよ、何しろ駐車場要らないし、道端の店にそのままふらっと入れるし、お酒飲んでも構わないし、電車乗ってもいいし、いいことずくめです。

こんな私ですが実は走れるようになったのは実はここ1、2年くらいなんです。それまではただの運動不足のダメ人間だったんです。
なぜ、走るようになったのか、と言えば、人間は走る事を前提に作られているという事が分かったからなんです。逆に言うと人は走らないとダメになるようにできてるんですね。

運動習慣が健康に良い事は誰しも知る所だと思います。お医者さんでもこれに異論がある人は誰も居ません。運動は健康にいいんです。
ところが現代人は運動しなくなりました。交通手段の発達で走る必要も長時間歩く必要も無くなってしまいました。必要が無いのだから放っておけば運動はしなくなります。これは極めてまずい事です。筋肉には体液を循環させる機能が有ります。ふくらはぎは第二の心臓と言われるように筋肉を使う事が体液の循環を促進し、老廃物をクリアして体内を清潔に保つ事が出来るのです。逆に言えば筋肉を使わないと体内が老廃物で汚染されてしまうようにできているのです。

江戸時代の人は旅行をする時に毎日40km歩いていたそうです。一般の市民でもこれが当たり前だったのです。江戸時代の人と現代人ではDNAはほとんど同じです。我々も毎日40km当たり前のように歩く事が出来るように作られてるんですね。逆にその位歩く事前提に体が作られてしまっているので歩かないと体のあちこちが悪くなってしまうとも言えるでしょう。
昔、江戸時代の話を読んでいたら、品川に住んでいる人が今日は浅草に観光に行こうかと言って当たり前のように徒歩で浅草に行く描写が有りました。当時の私は全然運動してなかったので、江戸時代の連中はクレイジーだ、信じられないと思ってたんですね。でも、今は全く違和感感じません。だって20km位しかないんですから。私ですら走って往復余裕です。江戸時代の人ならもっと余裕だったでしょう。

人間は走る事が出来るし走る事が健康の基本になっているという事実をまずしっかりと認識する事が大切なんですね。

そして最近の研究からランニングが体だけでなく、脳にも多大な影響を与えている事が分かってきました。ランニングすると脳細胞が増え、脳が活性化する事が分かってきたのです。これはビックリかもしれませんが、ランニングをしているとそれが実感して分かってくるのです。走った後は体は疲れているのに意欲はぐんとアップし、頭も冴えるのです。
ランニングをやってる人が鬱になったという話は聞いた事が有りません。逆に鬱病をランニングで治したという人もいる位です。それくらいランニングは脳に効くんですね。

ここで冒頭の話に繋がります。
人生を充実させようと思ったら脳を最適化する事は欠かせません。人間のコアとも言うべき感性や意欲をつかさどる所をどれだけ活性化できるかが勝負です。そしてそれには運動が不可欠なんですね。
確かに成功している人の多くは運動習慣を持っています。ランニングだけでなく水泳やジムへ行ったりして体を鍛えているんですね。私は昔、彼らの運動を見ながら、「体鍛えてどうすんだ、バカみたい、時間の無駄だ」って思っていたんですが、これ、体を鍛えていたんじゃなかったんですね。脳を鍛えていたんです。また、時間の無駄かというと実はそうでもないんです。1時間かけて運動したとしてもその分脳は活性化されているので1時間の遅れは簡単に取り戻せちゃうんです。やる気が出てどんどん仕事が進むのでむしろランニングしていた方がパフォーマンスも上がるのです。まさに良いことずくめですね。

何でこんなに効果があるかと言うと、ランニングは瞑想だからなんです。走っている間、あまり余計な事を考えられなくなってボーっとしてくるんですが、これが瞑想と同じ効果を産むんです。座禅と同じですね。スティーブジョブズが座禅をしていたというのは有名な話ですが、座禅はちょっとハードルが高い。でも、走るのだったら特別な訓練をしなくても誰でも走れますからお手軽です。
現代人は高ストレス社会に生きているのでストレス耐性を高めるのは重要です。それには座禅が良いと言われていますが別にランニングでもいいんです。イライラする事が多かったり精神的に参っている人はランニングして欲しいですね。


ここまで精神的な話ばかりしてますが、もちろん一番鍛えられるのは体です。私はランニングを始めてから風邪をひかなくなりました。それまではひと冬の間に2,3回調子が悪くなって寝込んでましたがもう全く大丈夫です。走るだけで風邪をひかなくなるなら走った方がお得ですね。
それから荷物の重さが全く気にならなくなりましたね。以前は持ち歩くノートパソコンなどをもっと軽くできないかとか持ち歩くものの重さを気にしていましたが、今はもうどうでもいいです。むしろどんなに重くても構わないからいい性能の物が欲しいですね。
それと姿勢が良くなりました。久しぶりに会った人から「背が高くなりましたね」とか「頼もしくなった」とか言われるようになりました。自分では全く変わらないつもりなんですが、見た目も随分変わってくるんですね。

また、ランニングを始めて一番実感したのは「若返った」という事ですね。世の中、多くの人がいつまでも若くいたい、若返りたいと思っていると思うんですが、何も特別な方法は要らなかったんです。走ればいいんです。走るだけで勝手に若返ります。
私なんかは気持ちのいい一本道があると無意識に走っちゃってるんですよね。それでもってそれがまた気持ちいいんです。無意識に勝手に走ってるなんてまるで子供ですよ。ある意味子供にまで若返っちゃってるんです。体の奥から勝手に湧いてくる意欲、元気、それは毎日の生活を生き生きと楽しく豊かにしてくれます。それがたった走るだけで手に入るんですからこれはやるしかないでしょう。
皆さんもそろそろ、やってみたくなってきましたよね?
では、これからどうやったらランニングができるようになるかをお話してみたいと思います。

まず、心構えとして、人間誰でもフルマラソン位は走れるようになれます。江戸時代の人は全員走れましたし、江戸時代の人と我々のDNAはほぼ同じです。皆その位走れるように体はできてます。
また、100歳でフルマラソンを完走したインドの方が居るんですが、彼がランニングを始めたのはなんと89歳です。どんなに高齢でも始めるのに遅くはありません。
ですから、自分は走れるとまず認識してください。

とは言ってもちゃんとしたトレーニングをやらないと必ず故障します。1年くらいかけて無理せず怠けず少しずつ鍛えていく事をイメージしてください。

私がお勧めする始め方ですが、単に家の外に出て走ってください。以上です。何にも特別な物は要りません。あえて言うなら走れる靴、腕時計が有ればそれで十分です。太陽光線が気になるのであれば日焼け止めを塗って帽子かぶってください。

家の外に出たら軽く体操して足をストレッチしてから走ります。最初は無理せずに近所を一周走ってください。この時に何分走れたかを記録しておきます。例えば3分走れたら3分とメモっておいてください。
で、次の日、4分走るのです。その次の日は5分、さらにその次の日は6分と毎日1分ずつ増やして走ってください。そんな走れないよと思うかもしれませんが、人間元々走るように作られているので少しのトレーニングでぐんぐん走れるようになってきます。
こうやって毎日1分ずつ伸ばしていくと15分を超えた頃に有る事に気が付きます「あれ?これどこまでも走れるんじゃないの?」って。
そうなんです、2週間ぐらい毎日走ってるともうどこまでも走れる基本ができちゃうんです。人間ってすごいですね。これでランナーの仲間入りです。おめでとうございます。
でも、ここで本当にどこまでも走っちゃダメですよ。100%確実に膝が壊れます。筋肉がしっかりできていない時に負荷をかけると関節が壊れちゃうのです。そして筋肉は3か月位かけないと鍛えられません。ですので、ここは我慢して丁寧にトレーニングしていってください。
それから、走る時はなるべく夜道は避けてください。どうしても夜に走る時はピカピカ光るグッズを身に付けるなどして交通事故に遭わない工夫をお願いします。たまに夜中に真っ黒な服を着て走ってる人を見かけるのですが、あれは自殺行為です。

基本ができたら次は週に2,3回20分走る事をしばらく続けてみてください。この時に続けるコツとしてはウェアやシューズを買ってみるというのがいいですね。スポーツ用品店へ行って見てみてください。素敵な物がずらーっと並んでいて目移りしてしまいます。私なんてこの歳でスポーツ用品店なんて行くなんて全然想定してませんでしたから凄い新鮮でした。スポーツグッズに囲まれて「うおー、俺もスポーツマンの仲間入りだー」って意味も無く興奮したのを覚えています。
そしてお気に入りの物を買ったらもう一人前のランナー気分です。ウェアを着るだけでもう気分が高揚してくると思います。
それからスマートフォンを使ってランニングの正確なデータを取るようにしてみてください。ランナー向けアプリを使うと走っている場所と距離と速度とタイムが正確に記録されるのでいろんな事が分かってきます。毎回出てくるデータを眺めるだけでもいろんな事が分かって来て楽しくなります。アプリは無料の物でも十分です。
また、近所ばかり走ってると飽きてしまうので、いろんな所を走ってお気に入りのコースを探してみてもいいですね。自転車で少し行ってから走ってもいいかもしれません。気持ちよく走れるコースが一番脳にも効くのでコース選びは重要です。
私は多摩川沿いのサイクリングロードを走っていますが交差点も無く排気ガスも無く、景色もきれいで最高に癒されます。

また、サプリや食べる物も重要です。人間は長時間走っていると筋肉を燃料代わりに溶かして使い始めてしまうのでこれをなるべく減らさないとなりません。これにはBCAAというアミノ酸のサプリが効果的です。走る40分前くらいにこのサプリを飲むといいですね。私はアメリカから個人輸入して飲んでますがその辺のドラッグストアやスポーツ用品店にも売っています。それから食べる物もちゃんと考えて摂らないとなりません。タンパク質やビタミン、ミネラルをしっかり採る事が大切なので鶏肉や卵、豆腐などに加えて野菜をたっぷりと積極的に食べるようにしてください。ただ、それでも普通の食品からでは十分なタンパク質の量は取りきれないのでプロテインも重要です。私はアメリカから個人輸入したプロテインを豆乳に溶かして飲んでいます。最近のは味も悪くないので積極的に摂ってみてください。ランニングしたら3日間は寝る前と朝に摂るといいですね。

3か月くらい続けることができたらいよいよマラソン大会にエントリーしましょう。人間目標があった方がやる気も出るので積極的に参加するようにするといいですね。ランニングの大会は全国各地で沢山開かれているので調べてみてください。最初は10km位のレースが良いと思います。
レースの日程が決まったら後はそれに向けてトレーニングスケジュールを立ててみてください。無理せず、怠けず、淡々と楽しみながら少しずつ距離を伸ばしていくといいと思います。

一般にランニングは筋肉のスポーツだと思われていますが、実は全然違います。体の多くの器官を鍛えていないと走り続ける事は出来ないのです。筋肉は大切ですが例えば心臓と血管と肺がしっかりしていないと走り続けられません。また、筋肉の燃料になるのは糖分ですが、走っているとどんどん糖分が無くなっていきますからそれの備蓄や補給のために肝臓や消化器がしっかりしている事も重要です。フルマラソンでは3000kcalの燃料が必要ですが、普通の人の1日の食事が2000kcalなので1日半分の食事に相当する燃料をどうやって補給するかが課題になる訳です。
また、ランニングはフォームのスポーツとも言われています。走るフォームが安全に速く走る上でも重要なんですね。具体的には骨盤をなるべく前に出してつま先着地で走ると良い訳ですが、これは結構難しいです。
後は脳が最近注目されています。脳から筋肉に伝達される電気信号が実際に筋肉を動かすわけですが、脳が疲れると筋肉が動かなくなってしまうのです。

こう考えてくると消化器から心肺から神経系まですべてが鍛えられないとならない事が分かります。
逆に言えばただ走るという行為の中には複雑なメカニズムが有り、走るだけでそれらが総合的に鍛えられていくという事でもあります。

そうやって鍛えた体が試されるのがマラソン大会です。沿道の歓声、他のランナーとのやり取り、今まで鍛えてきた物の全てをかけてタイムを競った経験はきっと一生の思い出になると思います。こんな素敵な世界があったのかと感動できる事でしょう。

今の季節はランニングを始めるベストシーズンです。ぜひ、今日から家の近所を走ってみませんか?
新しい世界が開けますよ。


以上、お相手は内田友幸でした。
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2014年01月06日

12/17 OA IT起業のお勧め

内田友幸によるFMラジオ放送「ON THE WAY ジャーナル THURSDAY」の放送内容です。

■挨拶
おはようございます 内田友幸です。
私はIT事業、中国事業をやりながらゆんフリー写真素材集というインターネットサイトで写真を2万枚公開する活動をしています。

■中国について
前回は中国についてお話ししました。
先週1週間、私は中国行ってきまして、中央の偉い方ですとか副市長さんとかと宴席をいくつかもちました。中国の慣例にのっとって、カンパーイと言いながら強いお酒をガンガン飲み干すんですがこれが結構辛い。でも、貴重な機会ですからたどたどしい中国語で日中友好を熱く語ってきました。これで少しでも日中友好の雰囲気が作れればいいなと思うんですが。
また、ある宴席は北朝鮮がやっているレストランで行われまして、北朝鮮人のウェイトレスが北朝鮮料理を運んできて北朝鮮のお酒で乾杯しました。北朝鮮人を見たのも話したのも初めてだったのでいろいろ新鮮でした。彼女たちの胸には北朝鮮の国旗のバッチが誇らしげに付けられているんです。途中彼女たちの歌や演奏も披露されましたが甲斐甲斐しく働く彼女たちを見ると東アジアってなんでこんなに問題だらけなのかちょっと悩んじゃいます。
仲良くする事がみんな一番得するんだからみんなで仲良くハッピーになればいいのにと思うんですが、全然そうならないというのは何でなんでしょうね。

今回、一番印象に残ったのは中国人の方が言ってた言葉で、「日本の政治家はバカだ、日中が揉めてる間に韓国が漁夫の利でどんどんおいしい所を持って行ってしまってるじゃないか」という物です。
揉めたら損するんですよ。リスナーの皆さんにはぜひ、中国をもっと知っていただいて中国人との交流を楽しんで欲しいなと思います。そういう所から日中友好を少しでも促進できたらいいなと思います。

前置きが長くなってしまいましたが、今回は起業についてのお話をしてみたいと思います。

起業の話をするとみなさんリスクが高いから怖いという話をされます。でも私はそれは逆でサラリーマンの方がリスクは高いと言うのを実感しています。
以前にもお話しましたが、現代は企業の寿命が短く、環境の変化も早いです。ですから就職してから定年退職まで一度もリストラに会わない人って殆どいないはずなんです。夕張市のように公務員ですらリストラは完全には避けられない時代に突入していますから、サラリーマンになるという事はいつかはリストラに会うという事と同義だと私は思うんですね。問題は、リストラに会った時にどの位安定して次の職に就けるかだと思うんですが、中高年になったら相当厳しい。特に大企業の人で社内調整と下請けへの発注しかしてこなかったような人だと本当に厳しい。
中高年で収入が激減すると人生相当きついですよね。私はこれ、凄い怖いリスクだと思うんですがなぜか皆さん余り口にしない。
一方起業というのは確かに収入の保障が無い訳ですからそれは相当なリスクではあるものの、一旦収入の機会をちゃんと確保できれば後は維持拡大するだけで収入は青天井だし、理不尽なリストラもありません。もちろん、取引が切られて収入がガクンと減る事も良くありますが、実社会の最前線で生き抜いている人は鍛えられていますから致命的な状況に陥る事はありません。
サラリーマンはある種温室ですから言われた事だけやっていればクビになりません。そういう温室の中で長い間自分を極限まで鍛える事をしなかった人と日々厳しい社会の最前線で生きるか死ぬかギリギリの所で鍛えられ続けた人とでは圧倒的な差ができてしまうのです。

結局人生というのはどういうリスクをいつどう取るか、自分の持っている潜在力をどれだけ引き出すかが勝負になるんじゃないかと私は日々思うのです。

どんな生き方をしても絶対リスクは0にはなりません。いつどういう形でリスクを取っていくのかの戦略が人生には大切なのだろうと思います。リスクが怖いから大企業へ公務員へというのは逆に一番危険なリスクを後で取らされる結果になるかもしれません。
また、人間には誰しも大きな潜在力を持っています。これをどうやって引き出して自分の武器に変えていけるかも大切です。サラリーマンで言われた事だけをやっていて果たして潜在力は引き出せるのかというと疑問です。人間30歳前後が一番伸び盛りです。この時期にどうやって自分を鍛えたかが後半生を決める事になると思うのですが、ここで楽をしていたり、手だけ動かして脳みそに汗をかいていない状態で過ごしていたらかなり危険だと感じます。

そういう状況の中、私がお勧めしたいのは起業です。自分の頭で考え、どんどん行動してお金を稼いでいく事はきっと人生を豊かにしてくれると思うのです。

アメリカの起業率を調べると12.3%、それと比較すると日本の起業率は5.2%しかなく先進国でも最下位クラスなんです。日本人にはもっとどんどん気軽に起業して欲しいと思うんですね。


私は毎週秋葉原で勉強会を開いています。起業ブレスト会と言って起業に興味のある人を集めて世界で勝負できる新たな起業ネタをブレインストーミングで絞り出す会です。ここでいいネタが出てきたら実際にチーム組んで起業しちゃおうという試みです。もう3年間で140回くらいやってるんですが、実際に2社起業までこぎつけました。
そのうちの1社は「Spectee」というサービスを手掛けていて、これはスポーツ観戦を楽しくするスマートフォンアプリです。例えばサッカースタジアムに観戦に来た時にスマートフォンを見るともっと試合が楽しくなる、試合を見に行けなかった人もスマートフォンを見れば観戦の楽しさを共有できる。そういうアプリです。
私もにわかサッカーファンでして、先日も等々力スタジアムにJリーグの観戦に行ったんですが、1万5千人の人が一体となって観戦している空間というのは独特の高揚感が有って凄いですよね。シュートが外れればワァーってみんなで騒いで、ゴールが決まればうぉぉぉって地響きみたいな音が響き渡ります。これをスマートフォンでみんなと共有できたらもっともっと観戦が楽しくなるんじゃないかと思うんですよね。それを狙っているのがSpecteeで、近日公開予定です。

また、この番組のリスナーが起業ブレスト会にどんどん参加してきてくれてます。
先日はわざわざ徳島からリスナーの佐々木さんという方が参加してくれました。彼女は漢方生薬認定薬剤師の方で料理を研究されています。八菜メニューという独自の野菜を活用したメニューでダイエットにも繋がる健康に良い食事を提唱されています。
日本人は最近野菜を食べなくなりました。厚生労働省は毎日350gの野菜を食べましょうと提唱していますが、現代の日本人の平均は270g、昭和60年の数値からは2割も減少しています。野菜が少なければ体のあちこちがおかしくなりますし、肥満も進みます。佐々木さんは漢方生薬の観点からもこの事態を危惧されて独自のメニューを提唱されているのです。
私も佐々木さんの話を聞いてなるほどな、と思いました。例えば同じカロリーの食品を食べても野菜であれば消化に時間がかかります。消化に時間がかかるというのは胃腸が一生懸命働いているという事なんです。そしてこれは運動と一緒でカロリーを消費するんですね。ですから実質の摂取カロリー量は随分と低くなるのです。胃腸を運動させてダイエットにつなげようという発想なのです。

起業ブレスト会では佐々木さんの着眼点をどうビジネスにするかという事でディスカッションを行いました。
誰だって美味しくて安くて健康になるならお金を払います。では、どういう形だったらより手軽によりコストをかけずに量を売れるのか。参加者で激論が交わされていくつか可能性が有る案が出てきていました。
例えばスマートフォンで朝にお弁当を注文するとお昼までに届くオフィス向け健康弁当などです。
もし、こういう健康メニュービジネスにご興味のある方がいらっしゃったらぜひご連絡ください。

起業ブレスト会では毎週いろんなテーマを設けて自由にブレインストーミングを楽しんでもらっています。テーマは最近の例で言うと
献立支援アプリ
高齢者支援サービス
瞬間消滅型サービス
アニミズム活用アプリ
という物です。

出てきたアイディアで今具体化を検討しているのは

・大震災サバイバルアプリ
・瞬間彼氏
・献立支援アプリ
・月からのおみくじ
・ソーシャル風水ネットワーク
等の事業企画です。

それぞれ簡単に概要を説明しますと
まず、
・大震災サバイバルアプリ
は、大震災が来た時に家族の居場所をスマートフォンの地図上に表示し、また、同時に日本全体のリアルタイム震度情報も表示する物です。
大震災が来た後ではスマートフォンが使えませんから使えなくなるまでの時間を有効活用しようという企画です。
必ず大震災はやってきますからその時に大切な人がどこにいるか、日本のどこがどれくらい揺れているのかわかる事はとても役に立つと思うんですよね。

それから次に
・瞬間彼氏
ですが、これは、若い女性の、「彼氏は欲しい。でも、危険な事や面倒な事は避けたい」というニーズに応えるスマートフォンアプリです。いつでもどこでも簡単に安全に彼氏を作る事が出来ます。ただし、時間は10分だけ。10分経ったら彼氏は後腐れ無く消えてくれます。まさに瞬間彼氏です。

続いて
・献立支援アプリ
です。主婦にとって毎日の献立は非常に頭が痛い問題です。どんなにレシピサイトが優秀でも今日作る物を決めてくれるわけではありません。このアプリではあらかじめ興味のあるコースをいくつか登録しておくと、食べる家族が納得するストーリー付きの献立を与えてくれます。家族が喜んで文句を言わなくなるメニューなら作るのも楽しくなりますよね。主婦が毎日使ってくれそうです。

次は
・月からのおみくじ
です。占いたい物を写真に撮り、データを電波に載せて実際に月に向けて飛ばします。月面で反射してきたデータを取得し、データのノイズの乗り具合から今後の運勢を占います。80万kmも宇宙空間を遥々旅してきたデータにはきっと何らかのパワーが関わっているに違いない、と思ってくれたらビジネスになりそうですね。

最後に
・ソーシャル風水ネットワーク
ですが、ソーシャルネットワークで構成された友達やそのさらに友達との人間関係を取得し、GPSを使って位置を把握します。そして、当日の自分の風水の方向を元に今日交流を持つとラッキーなお勧めの人というのを推薦します。新たな人間関係の構築のきっかけをストーリー付きで与えてくれるアプリです。

以上簡単に起業ブレスト会で出てきたアイデアを紹介しました。もし、これらが面白い、一緒にやってみたいと思われた方が居たらぜひご連絡ください。起業しましょう。
また、こういうアイディアを毎週生み出す活動をしていますのでご興味のある方はぜひご参加下さい。
インターネットで「起業ブレスト会」と検索すると出てきます。無料ですのでぜひ一度ご参加下さい。


さて、こういう起業ネタが有った時に、具体的にはどうやって成功していくのでしょうか?
まず、起業と一口に言いますが、実際には2つの形態に分かれます。一つは最初から売上利益を目指すもの。例えば八百屋さんみたいに仕入れて売っての商売をするような形態ですね。もう一つは当面は売り上げなど目指さず、淡々と今までに無かった物を構築していき社会への浸透を狙う形態です。この場合、お金はどんどん出ていきますから投資家などからの資金調達は欠かせません。ですが、社会へ浸透させることができたらそれはビッグビジネスになり、将来、莫大な売上利益に繋がります。そしてこれは一般にベンチャーと呼ばれています。
どちらの形態が良いかは一概に言えません。自分の得意分野を考えて選ぶと良いかと思います。
ベンチャーで成功を目指すにはチームと起業アイディアと最初の運営資金が必要です。先ほど紹介したようなIT系の起業アイディアで行こうとするならば開発技術者がチームメンバーに居る事は必須です。もし居ないのなら、ネットのサービスや各地で開かれている勉強会でどんどん声をかけてメンバーを集める必要があります。
また、運営資金ですが、少なくとも1年程度収入が無くても問題ないレベルのお金が必要です。ネットサービスをやる場合、特別お金がかかる訳ではありませんが、生活していかなくてはなりませんから生活費の確保は大切です。

これらが揃ったら簡単なプロトタイプを開発してベンチャーキャピタルやベンチャー支援プログラムにどんどんと申し込んで資金の援助や協力企業の獲得を目指します。アイディアやメンバーに魅力が有れば投資などの支援を受ける事が出来ます。
その支援を上手く使いながら実際のサービスの開発を進め、公開します。ただ、一般には公開しただけでは誰も使ってくれません。ですからあの手この手を使ってプロモーションを進め、利用者数を必死に獲得していく事になります。ここは相当泥臭い足掻きが必要になりますから覚悟が必要です。

順調に利用者数が増えて行ったらもうそれで企業価値は莫大です。事業自体は赤字でもその会社を買いたいという所は沢山出てくるでしょう。先日知人は10億円位で会社を売っていました。
会社を手放したくなければ収益化を進める事になります。そして黒字になったら株式上場などをして大成功という事になります。

もちろん、こうやって最後まで行ける人は極一部です。でも、失敗したからと言ってその人の人生終わりかというとそういう訳でもありません。真摯に精一杯事業を頑張って失敗したのであれば身の振り方は幾らでもあります。チャレンジした人は必ず評価されるのです。

私が見ていてうまく行く人というのは情熱溢れている人です。人生全てを事業に賭けていて成功を信じている人です。その情熱に惹かれて周りの人が協力や応援をしたくなっちゃうので、成功しやすいのでしょう。また、変なこだわりやプライドを持ってない事も大切かも知れません。成功のために必要な事だったら何でもやる、プライドすら擲っても構わないという姿勢はとても有効だと思います。どんなに情熱が有っても周りの意見を全く聞かないのでは誰もついて行かなくなっちゃいますからね。

一般に人は自分のアイディアを盲目的に良い物だと勘違いしがちです。ですからそれを念頭に置いて、ダメだとしたらどこがダメなんだろうという事を常に周りの人に聞きながら自分で検証し続ける態度は大切です。

さて、いろいろと起業の世界を紹介してみましたがいかがでしょうか?
少しでもご興味を持たれたら起業の勉強会に出たり、いろいろと調べたりして見て欲しいですね。他の人が作った会社に勤める事以外にも楽しく生きていく方法が有ると実感できたら今まで思いもしなかったような新たな人生が開けるかもしれませんよ。


以上、お相手は内田友幸でした。
posted by ゆん at 23:25| Comment(0) | On the way journal | 更新情報をチェックする

2013年11月28日

11/28 OA 中国ってどんな国?

内田友幸によるFMラジオ放送「ON THE WAY ジャーナル THURSDAY」の今朝の放送内容です。

■挨拶
おはようございます 内田友幸です。
私はIT事業、中国事業をやりながらゆんフリー写真素材集というインターネットサイトで写真を2万枚公開する活動をしています。

■中国について
前回は新たな高度情報化社会、電子地球についてお話ししました。今回は少し毛色を変えて中国についてお話ししてみたいと思います。

中国というと去年、尖閣問題による中国国内での暴動について思い出される方も多いかと思います。確かにあの映像は衝撃的でした。私もその頃中国に行ってたので鮮明に覚えています。街角の電光掲示板にも「尖閣諸島は中国固有の領土だ」という文言が流れていましたし、TVを見ていたら天気予報のコーナーで尖閣諸島の天気予報が流れてるんですよ。中国の主要都市の天気予報の一角に、北京、上海、尖閣諸島という感じで紹介されているのでびっくりですよ。これは日本で言えばNHKの天気予報コーナーで東京、大阪、尖閣諸島ってやってるような物です。非常に馬鹿馬鹿しい。

でも、ここで注意しなくてはならないのは中国と一口に言っても中国政府と中国人は全然違う存在だし、中国人と一口に言ってもいろんな民族、身分で構成されている点です。
これをよく理解しておかないと日本は損してしまいますので注意が必要です。

例えば今、中国語というと北京語を指しますが、これを日常的に使っている人は全人口14億弱のうち9億人しかいません。5億人近くが日頃は中国語を使ってないのです。そういう人は広東語とか上海語など無数の別の言語を使っています。多くの日本人は広東語と言っても中国語の一つの方言なんだから似てるんじゃないかと思っているかもしれませんが、全然違う言語です。日本語と韓国語の違い位違います。お互い全く通じません。
例えばヨーロッパの人に日本と韓国お隣同士なんだから日本人も韓国語は少しは分かるんでしょ? と言われたら「何言ってんだこいつ」と思うじゃないですか。その位広東語と北京語は圧倒的に違うのです。言葉が違う人たち同士が同じ国で暮らしている訳ですから日本における日本人の一体感とはかけ離れています。
私の会社の仲間が福建省出身なんですが、彼も地元では中国語とは別の言葉で暮らしています。彼の地元で100万人、海外の各拠点で合わせて100万人、合計200万人位がその言葉を使っているのですが、これも普通の中国人には全く通じません。面白い事にこの言葉には文字がありません。話している事を紙に書けないのです。昔は漢字を当てはめて使っていたのかもしれませんが、今では誰も使っていないそうです。
文字が無い言葉を使っている人が隣にいたのでちょっと驚いてしまいました。
もちろん、学校では北京語を教えますから読み書きは北京語で十分という事なんでしょうがこの感覚は日本人には理解しにくいですよね。

■中国の戸籍事情

それから、日本では戸籍は一種類で、日本国籍を持つ人の間では全く公平に取り扱われてますが、中国では戸籍は極めて不条理な制約を持ってます。大きく分けて都市戸籍と農村戸籍に分けられていて、農村戸籍の人は自由に都市に移住できません。移住したとしても給料は激安で学校などにも入れません。同じ仕事をしても農村戸籍の人の給料は都市戸籍の人の5分の1とかありえない差別が当たり前のように行われています。5分の1ですよ5分の1。これじゃ生活できません。事実上農村戸籍の人は農村に縛り付けられているという事なんです。
もちろん、こういう制約が無ければ膨大な人達が大都市になだれ込んできますから仕方がない面もあるのでしょう。例えば北京に3億人の農民がなだれ込んできたら一瞬で北京崩壊ですからね。

で、去年の反日暴動を見ると、暴動していた人達は地方から都市に来て苦労している貧困層なんですね。彼らが憂さを晴らすためにやっていた訳です。彼らにとって日本なんか全くどうでもよくて単に合法的に暴れられるネタだからやってたんですね。都市戸籍の人は暴動なんてやりません。
こういう背景を知らないであの暴動だけを見ると中国人は恐ろしいと思ってしまいますが、知ってしまえば彼らも可哀相だと思えてきます。

このように中国人と言っても一口には語れない存在なのです。

■中国政府ってどうなの?
また、中国人にとって中国政府は相当嫌な存在です。何しろ中国には発言の自由がありません。ネットも徹底的に検閲と制限がされていて下手な事をネットに書いたりすればそれだけで逮捕されます。私が中国行ってネットに繋げると、半分くらいのサイトにはつながりません。twitterやfacebook、googleも全くダメです。
不当な制限をし、賄賂を要求してくる存在、それが中国人から見た政府の役人なのです。だから逆に中国政府はこういう政府への反感をそらす施策が欠かせません。
尖閣諸島の問題は中国政府が戦略的に火をつけて国民を煽りまくりました。国外に国民の意識を向けさせることが政府への不満を誤魔化し、中国の一体感を作る上では効果的だからです。

日本人の多くは全く意識をしていないんですが、中国という国はそもそも日本軍を撃退し、追い出す事によって成立した国です。つまり中国というのは日本を叩く事が国の根幹にあり、反日は絶対の正義なのです。これを理解しないと中国の反日構造がそもそも見えてきません。
中国ではTVのチャンネルの3分の1くらいは抗日ドラマで埋め尽くされています。中国のホテルでTVをつければ次から次へと日本兵が悪事を働き、それを撃退するドラマが流されています。なぜこんな事になっているかと言えば、中国の設立時の理念が反日だからに他なりません。

■中国人から見た日本

では、こんなに反日で塗りつぶされている国は恐ろしいのか? と言えばそんな事はありません。
私は数十回中国に行き、一人であちこちふらふら写真を撮ったりしてきましたが、一回も日本人だからと言って酷い目にあった事は無いし、むしろ多くの中国人の温かい歓迎に心癒され続けてきました。中国人って実は日本人の事を大好きなんじゃないかと思う位です。

中国人は日本の事を3つの視点で診ています。一つ目が高品質のブランドとして、2つ目がアニメや漫画などの文化発信地として、3つ目が尖閣諸島を争う先として。
一つ目の日本のブランド力は絶大です。中国人にとって中国製品は極めて信頼のおけない製品です。例えば中国の食品は中国人にとっても安心できず、日々戦々恐々食べています。一体何が入ってるのか分かったもんじゃないからです。実際中国製粉ミルクで多くの子供が死んだりしてます。中国人は中国製品を全く信用していないのです。でも、日本製なら食べて死ぬことはないだろうという安心感を持っています。また、例えば日本製の電気炊飯器やウォシュレットなどは中国でも非常に人気です。成田空港でもこれらの段ボール箱を抱えた中国人を良く見かけます。日本製は美味しいし壊れないし高性能だと、殆どの中国人が思っているのです。

2点目のアニメやマンガですが、中国の日本語学校に通う人たちの殆どが、通おうと思った理由を漫画やアニメだと説明してくれます。日本で放送されたアニメはすぐに中国の動画サイトに違法アップロードされますが、最初は字幕が無いんです。字幕付きのが出てくるまでにはしばらく日数がかかります。それを待ちきれない人達は日本語を学ぶしかないんです。
今、日本語を学ぶ外国人で一番多いのが中国人です。尖閣で揉めてもその数は増えていて105万人も居るのです。
逆に言えばもし、漫画やアニメが無かったら誰も中国人は日本語を学ぼうとしてなかったでしょう。それくらい日本の漫画やアニメは中国人にとってインパクトのある存在なのです。また、日本のドラマなども良く見られていて、例えば半沢直樹も中国では人気です。これも日本の放送の翌日には中国の動画サイトに違法アップロードされ広く視聴されています。こういう作品を見ながら日本にあこがれを抱く人も少なからずいる訳です。

3点目の尖閣問題ですが、日本というと一般の中国人は必ず尖閣問題を思い出します。暴動はしないまでもそれだけ中国人にとっては印象的な話なんですね。
尖閣問題を考える上では14億近い中国人の殆どが尖閣諸島は中国固有の領土として信じて疑っていない事に注意が必要です。日本人が、国際ルールに合わせて考えれば日本への帰属が当たり前だと本気で信じているのと同様に中国人はあれは中国領だと信じているのです。
なぜ、こんな事になるかというと、中国がそもそも日本を撃退して成立した所に注目する必要があります。中国は戦勝国だから「敗戦国の物は俺の物」というジャイアンルールを適用しているのです。国際ルールなんてどうなってんだかよく分からないが戦勝国が領土を主張するのは当たり前だという論理です。国際ルールよりも中華ルールの方が当たり前だろという考え方ですね。これには世界中の人はみんなびっくりなのですが、中国人は全く疑ってないのでどうしようもありません。
もし、尖閣諸島が日本領だという事で決着を図ろうとするのであれば14億人全員が納得する必要があります。しかしそんなこと現実的にできるでしょうか? 例えば中国政府が「やっぱり尖閣は日本領でした~」なんて説明したらどうでしょうか、14億の中国人は激怒ですよ。中国政府があっという間に転覆してしまいます。それくらいもうどうしようもない状態なんですよね。日本人はこういう状況をよく理解したうえで慎重に事を運ぶ必要がある訳です。

■日本人にとっての中国

また、日本人にとって中国とはどういう国でしょうか?
日本は歴史的に中国からいろんなものを学んできました。例えばお米、お茶、箸、ラーメン、煎餅、相撲、七夕、花火、金魚、薔薇、漢字、これら全て中国発祥です。和服も呉服屋さんが扱ってますが。呉服というのは中国の呉の国の服、つまり和服とは元は中国の服の事だったんですね。
こう考えると日頃日本の物だと思っている物の多くが実は中国発祥な訳です。そもそも日本という国の名前自体が、中国から見て日の昇る方向の国、という意味ですから中国基準の名前なんですね。
昔の日本の歴史は中国からの文化文明の輸入の歴史だったとも言えます。

三国志という日本人が大好きな中国の歴史文学がありますが、あれは西暦200年頃のお話です。十万人規模の軍隊を軍師が率いて高度な戦略、戦術を用いて激しくぶつかり合うもの凄いお話なんですが、その頃の日本はというと、ようやく卑弥呼が国をまとめ上げた、つまり国としての体裁が整い始めた頃なんです。
中国では紀元前2000年くらいには国ができていたようなので日本は2000年も遅れていた訳なんですね。
私が初めて中国の博物館に行った時なんですが、青銅器が置いてあってですね、説明を見ると紀元前1600年の物って書いてあるんですよ。もうビックリですよ。日本の青銅器なんて殆どが古墳時代、紀元前の物なんてほとんど無いですからね、それが紀元前1600年ですよ。それが当たり前のように博物館に並んでいる訳ですから、あー、中国って凄い国なんだなってその青銅器を見ながらしばらく動けなくなりました。

中国人が自分の国に自負を持っているというのはこういう視点を持っているからなんですね。これが中華思想に繋がっていて、世界の中心は中国であるという事を中国人は当たり前のように考えています。日本という島は卑弥呼に金印を授けて統治を許可してやったものだ。元々は中国の物を貸してやってるだけだ。だから尖閣もちゃんと返してもらうのが筋だ。こういう発想なんでしょうね。

■中国にどう接するか

さて、では日中関係がこういう物だったとして、我々はどうしたらいいのでしょうか?
日本人にとって大切なのは日本が安全で豊かになる事です。

日中関係をどうやったら、日本が安全に豊かになるのかという視点で考えてみれば、日中関係が揉めるのは実は一番損なんですよね。

経済的に見れば日本にとって中国は最大の貿易相手国です。これが揉める事で減れば経済的損失は莫大です。また、揉めごとが徐々に大きくなって突発的事故をきっかけに交戦にでもなれば双方に多数の死傷者が出て取り返しのつかない事になります。
日中友好を実現する事が日本にとって一番得なのです。
冷静に考えてみてお隣の急成長する14億近い人口の国とは揉めるよりも仲良くした方が良いという結論にしかなりません。

では、どうやったら仲良くできるでしょうか?

日本人が中国政府の横暴な言動や行動を見ているとイラッとするというのは当たり前です。これをイラつくなというのは無理があるでしょう。でも、中国政府と中国人は別だという所に着目すれば「中国政府はムカつく」という思いは一般の中国人と全く同じ思いだという事に気が付きます。
なーんだ、ムカつくのは中国政府の中央の人達だけなんだという事なんですね。
14億人の中国人には別にムカつきません。むしろ仲間とも言えるじゃないですか。
こうやって、冷静に大局的に考えられれば日本は一々TVで報道される中国政府の人の言動にイライラしなくなると思うんですよ。
まずは中国を良く知る事が仲良くなる第一歩だとも言えますね。

■中国語を覚えよう

私は日本人には中国をどんどん知って欲しいと思っています。私なんか中国面白くて面白くてもう何十回も行ってますし、友達も沢山居ます。この面白さをもっと皆さんにも味わってほしいなと思ってるんです。
でも、中国語分からないし、、、と、思うかもしれませんが、実はみなさんは中国語の新聞位は読めるんです。だって中国語の新聞って漢字で書かれていてその漢字の意味は日本語と一緒だからです。ただ、中国の漢字はかなり簡略した簡体字、だから日本の漢字と見た目が随分変わっちゃってるんです。逆に言えばこの簡体字が元はどんな漢字だったか知る事が出来ればそれだけで相当読めちゃうんですね。

簡体字の略し方は凄いです。
例えば豊って感じがありますよね、この漢字を中国の漢字にすると何と4画になります。横棒3本に縦一本、ちょうど漢数字の三に縦棒刺したような字になります。
もう原型とどめてない、え~って感じです。
また、電気の電の字は雨冠が無いんです。これもえ~って感じです。電から雨冠とってしまったらもう全く別の字ですよね。
でも、慣れちゃうとそんなもんかと思うので不思議です。
こうやって中国の簡体字を次々と覚えるだけでもう新聞や看板は読み放題です。
ただ、発音と聴き取りは日本語とは全く違うのでこれはちょっと勉強が必要になります。

最近、日本の中高生の間でボーカロイドの音楽が凄い人気なんですが、その中でも人気を博している曲に「いーあるふぁんくらぶ」という曲があります。これは中国の芸能人に中国語で話しかけたいから頑張って中国語教室に通う女の子の様子を歌にしたものなんです。これがカラオケのランキングとかにも入ってて、沢山の中高生がカラオケでニーハオって歌ってるんですね。
私はこれ聴いて良い事だなと思ったんです。
若い人が中国の文化に興味を持って中国語を習うという事に違和感を感じない世代が育っているのは凄い素敵な事です。
中国では105万人の若い人たちがアニメ見たさに一生懸命日本語勉強してるんです。日本人ももっと中国の面白い所を見つけて興味持って中国語勉強するべきでしょう。
そしてどんどん中国行って、中国の楽しい所、凄い所どんどん触れて欲しいんですね。中国は何と言ってもエネルギッシュです。若い人も沢山居て皆夢と希望に燃えています。彼らは生まれてこの方ずっと右肩上がりの成長の中に生きてきました。明日が今日より必ず良くなると信じて疑ってません。こんな人たちばかりの中に行く事は必ずいい刺激になります。

■日中友好を進めませんか?

政府間のいがみ合いは置いておいて、市民は中国の市民とどんどん交流したらいいんです。こういう草の根の交流が増えたら政府もあまり無茶な事できなくなるんです。
尖閣はどうなんだと聞かれたら、それは日本政府と中国政府の人の間の話だ、俺は知らない、それより一緒に酒を飲もうと言えばいいんです。
私なんか、去年、一番反日の暴動が大きかった時に一番ピリピリしていた瀋陽に行って、日本人が私一人しかいない宴席で「日中友好万歳、カンペーイ!」って盛り上げてカパカパ酒飲んだんです。結果飲み過ぎて潰れちゃったんですが、現地の人に「日本人を見直した」と喜んでもらったりしてました。
こうやって交流が盛んになれば、いつかは「尖閣なんてどっちの物でもいいじゃないか」って両国民が普通に言える日が来ると思います。50年かかるのか100年かかるのか分かりませんが、いつかはそういう日が来ると信じてぜひ、皆さんも一緒に酒飲みましょう。
人生短いんです。隣に凄い面白い国が有るのに、日本政府と中国政府の中の人の思惑で揉め揉めしてたらもったいないです。どんどん楽しい交流をして一緒に未来を模索しませんか?

■写真撮影のテクニック ~イルミネーションを撮ろう~

続いて写真撮影についてもお話してみましょう。
先月はフォトレタッチのやり方についてお話しましたが、今月は年末になってクリスマスイルミネーションがあちこちで始まりましたのでこれの撮り方についてお話したいと思います。
イルミネーションを撮るなら三脚は必需品です。もちろん手ぶれ補正をかけて高感度にして手早く撮る撮り方もありますが高感度にすればどうしてもノイズが乗ってしまいますから丁寧に撮るつもりなら三脚は欠かせません。
三脚をセットしたらセルフタイマーで撮影します。ミラーの動く一眼レフでしたらミラーアップの設定にする事も大切です。ミラーの動きでブレてしまうのを防ぐ設定ですね。

撮影の設定は一度適当に撮ってみて、その結果を見ながら調整すればいいと思います。

イルミネーションは真っ暗な所に照明が多数置いてあるという極めて特殊な状態なのでいろんな撮影が楽しめます。
例えば思いっきり望遠を効かせた状態にすると、ピンボケの位置にある照明は大きな丸になって映ります。奥行きがある状態でこういう撮影をすると光の玉が多数浮かんだ幻想的な情景になります。
また、シャッター速度を1秒とか長めに設定した上でシャッターを押しながらカメラをグルグル動かすと光の軌跡が記録されるので凄い芸術的な絵が出来上がります。カメラを動かす代わりにピントを動かしたりズームを動かしてみても面白いですね。

イルミネーションはちょっとした工夫で思いもかけなかったような凄い絵が撮れるので面白いですよ。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

それから、写真の腕を上達させるには毎日見る事が一番大切です。紙にプリントして壁に貼ったりフォトブックにして持ち歩いたりしてもいいですね。フォトブックを頼むのであればネットから簡単に注文できるsnapsのフォトブックを使ってみてください。snapsのサイトに行くと私のフォトブックも見られるのでぜひ一度訪れてみてください。「スナップス」で検索すると出てきます。

以上、お相手は内田友幸でした。
ラベル:中国
posted by ゆん at 10:02| Comment(0) | On the way journal | 更新情報をチェックする

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